探偵の必要性と証拠の重要性
一見知られていませんが探偵は証拠を撮る、調べるの他にも非常に重要な役目があります。
では、１つ皆さんに質問です。
皆さんは事件などに巻き込まれたら警察や法律家に相談して助けてもらえば大丈夫！！と、そう思っていませんか？？
それはとんでもない間違いで、警察や法律家は何かされた後、いわゆる事件が起こったあとにはじめて仕事をします。ほとんどの場合、証拠がないと何も出来ないし全く助けてくれません。法律上動けない部分もありますが…。そこで我々の出番ということです。
もちろん相手が犯罪者であれば現行犯として逮捕することも可能です。それは、我々は常にその現場にいるからで、いざという時には警察、法律家よりもずっと頼りになる事でしょう。
証拠の重要性を知ろう
出来事を立証するには、全てにおいて証拠が必要となります。もちろん刑事でも、民事でもです。
ここではわかりやすく離婚を例に挙げます。
まず、相手の不倫を理由に離婚を考え、慰謝料を請求する場合、その不貞行為が婚姻関係を破綻させた原因かどうかの因果関係の立証が必要となります。不倫の証拠というのは「不貞行為の有無。いわゆる肉体関係の有無」の証拠ということです。
もし、不倫されたことによって何かしらの精神的苦痛を受けたのであれば、不倫は「共同不法行為」と言い、不倫相手も同罪という見方なので、その当該不倫相手にも慰謝料を請求する。ということも選択肢の一つでしょう。
ただし、その場合も必ずその証拠が必要であると言えます。
又、ある犯罪に巻き込まれた場合も同じで、個人で証拠のない刑事事件の立証は非常に難しく、それが大きな事件（被害者が多いなど）でないと証拠として認知されにくいのでキッチリ証拠を撮っておくことが重要です。